(Image by Pixabay)
先日こんな記事が注目を集めていたのを見かけたのでした。
ここで大事なのは、データ集めは非常に大事なステップですが、最初の0.8歩に過ぎないということです。データ解析やAI技術導入の準備に時間をかけすぎていて、「やっとビッグデータが溜まった」と思ったときにデータサイエンティストに大量のデータを丸投げする、というプロセスは非効率的なのです。
それよりも、最初の段階からデータサイエンティストを交えて、ゴールを志向しながら逆算的アプローチでデータを収集、解析した方が良い結果が確実に出ます。
これはもう、日本のデータ分析業界で色々な現場の話を見聞してきた日本で働くデータサイエンティストの身としては、耳が痛いを通り越して耳から血を噴きそうな話です。にもかかわらず、こういう話をデータ分析業界「以外」の人たちに話してもなかなかピンと来ない人が多いのか「?」という顔をされがちなのが現状です。
ということで最近与太記事が続いていて恐縮なのですが、今回も「何故データを集める前にデータサイエンティストを雇うべきなのか」という与太記事を書いてみようと思います。
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