機械学習のパラメータチューニングというと大なり小なり大変な部分があって、今年のエイプリルフール記事に皆さん引っかかって下さったところを見るにパラメータチューニングを簡単に済ませたい!と願う人々は世の中多いようです(笑)。
少し前のMXnetを使った記事でも取り上げましたが、そのパラメータチューニングを迅速に済ませようというアイデアの一つがベイズ最適化(Bayesian Optimization)です。
要は、グリッドサーチのように網羅的に最適なパラメータを探索しに行くのではなく、一つのパラメータで精度をチェックしたらその次は精度が上がりやすそうな方向にベイズ的に逐次改善を行いながら探索していく、という方法のことです。
世の中色々seminar paper的なものがあるようですが、arXivから@enakai00さんが見つけてきて下さったのがこれ。
日本語のブログ記事なら、id:olanleedさんのこちらの記事が良いと思います。
ということでこれらのreferencesを紹介してしまえば理論的なポイントは全ておしまいなのですが、リンク先を読むのも面倒という人のためにごくごく簡単な説明だけを書いておきます。ただし僕は数学が大の苦手なので数式は紹介する気もない上に、そもそも上記のreferencesからの受け売り以外何もありません(笑)。
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