2019-01-01から1年間の記事一覧
(Image by Pixabay)ちょっと前にこんなことを書きました。洋の東西を問わずどこの事業会社でもあるあるなのが、プロダクト部門には山ほど優秀なデータサイエンティストや機械学習エンジニアがいるのに、広告・マーケ部門にはDSやMLエンジニアはおろか普通の…
(Image by Pixabay)今年も恒例の年末振り返り記事の季節になりました(笑)。なおここ数年の年末振り返り記事はこちらから。 去年まではどちらかと言うと「stats/ML分野の進歩が早過ぎてついていけない」という愚痴半分諦め半分みたいな話をしていたわけです…
ちょっと前に、しょうもないことを某所で放言したら思いの外拡散されてしまいました。機械学習の説明可能性(解釈性)、大半のケースで求められているのは厳密な分類・回帰根拠ではなく受け手の「納得感」なので、特に実ビジネス上は説明可能性に長けたモデ…
この記事は完全に備忘録です。必要最低限の情報しか記されていませんので悪しからずご了承ください。色々事情があってつい最近Rを3.6.1にアップデートして、いつも通りパッケージをインストールし直していたのですが、こういう時に毎回コケるのはRStanと相場…
元々はQuoraでこういうアンサーを書いたのがきっかけです。本文中では「厳密性を一切考慮しない平易な説明で良ければ(※僕自身も数理統計学的な意味での確率論に関してはど素人なのでそもそも厳密な説明はできませんが)」と断り書きを入れましたが、厳密で…
(Image by Pixabay)「データサイエンティスト」の第一次ブーム勃興から6年余り、人工知能ブームに便乗した第二次ブームで人口に膾炙してから3年余り、気が付いたら何やかんや言われながらもデータサイエンティスト及びその類似職が、じわじわと日本国内の産…
(Image by Pixabay)この国では未だに訳の分からない、何も実態を反映しない「データサイエンティスト論」がそこら中に流布されている模様ですが、そんな中Harvard Business Reviewにこんな素晴らしい記事が出ていたのを見つけたのでした。その公式日本語記事…
この記事は前半のカリフォルニアディズニー旅行記の続きです。アナハイムには9/22-25といて、その後サンタモニカに移動して9/25-28(現地時間)と滞在していました。こちらでは旅行の3日目〜6日目*1まで滞在及び訪問したサンタモニカ、ベニスビーチ 、そして…
私事ですが、9/22-29即ち6泊8日の日程でLA(アナハイム→サンタモニカ)に行ってきました。何故LA?かと言うと、一つはディズニーファンの嫁さんの「Galaxy Edgeに行きたい!」というリクエストがあったのと、もう一つはLAは空港(LAX)で乗り継ぐことはあって…
完全に見たまんまですが(笑)、現職のオフィス移転に伴いブログタイトルも変えました。よろしくお願いいたします。
この記事は、以下の@icoxfog417さんによる問題提起に合わせたちょっとした実験をまとめたものです。時系列予測の問題において、機械学習のモデルより既存の統計モデル(ARMAモデルなど)の方が予測精度において優良な結果が出るという研究。データへの適合=予…
実はこのネタは元々別のところでやり取りのあった話題だったりします。色々な都合があってここ最近{CausalImpact}に触れる機会が自分に限らず周囲でも増えているのですが、若い人たちから「そもそも{CausalImpact}って何をしているんですか?使う際は何に気…
(Image by Pixabay)先日、こんな話題を見かけました。【夏なので怖い話】こないだ、いかにもエリートな男性と知り合ったんですよ彼は年収1000万で飛ぶ鳥を落とす勢いのデータサイエンティストだっていうじゃないですかそれでふとAICの話題を持ちかけたんです…
ここ2ヶ月ぐらいに渡って多くの方々からご著書をご恵贈たまわっているのですが、そのうちの一冊がこちら。かつて計量時系列分析を学んでいた頃に僕も大変お世話になった、Logics of Blueブログの馬場さんの手による『RとStanではじめるベイズ統計モデリング…
この記事は以下の検証記事の続きです。 先日、Twitterでこんなお話を見かけました。分類問題で不均衡データを扱う際、ダウンサンプリングして学習すると予測確率にバイアスが生じるので、calibrationしようという話を書きましたhttps://t.co/qujK29crNY— 岸…
以前SQL黒魔術本をご恵贈いただいた旧友の田宮さんから、ちょっと異色な本をご恵贈いただきました。その名も『仕事の説明書』。副題に「あたなは今どんなゲームをしているのか?」とあるように、世の中の仕事をある種の「ゲーム」とみなして、これをどう攻略…
(Background image by Pixabay)最近また「データ分析をやるならRとPythonのどちらでやるべきか」という話題が出ていたようです。 言語仕様やその他の使い勝手という点では、大体この記事に書いてあることを参考にすれば良いと思います。その上で、人には当然…
(Image by Pixabay) "Top 10 Statistics Mistakes Made by Data Scientists"という刺激的なタイトルの記事が出ているのをKDnuggets経由で知りました。「データサイエンティストがやらかしがちな統計学的な誤りトップ10」ということで、いかにもなあるある事…
先日の記事ではAutoML Tablesを試してみましたが、調子に乗ってこれまで触ってこなかったAutoML Natural Languageも試してみようと思ったのでした。 以前の記事にも書いたように、僕は元々自然言語処理が苦手でTensorFlow Hubのpre-trained modelによるfine-…
以前よりGoogleではCloud AutoMLという"Learning to learn"フレームワークによる「人手完全不要の全自動機械学習モデリング&API作成」サービスを展開してきていましたが、それらは画像認識や商品推薦はたまた自然言語処理がメインで、最もオーソドックスな…
時々色々なところで写真を披露していますが、僕の15年以上に渡る趣味の一つにインド料理があります。元はと言えば偶然通うようになったインド料理屋が実は日本国内のインド料理業界との関わりの深いお店で、そこで教えていただいた知識をもとに様々な都内の…
(Image by Pixabay)先日出たこんな記事が注目を集めていたようです。 私はデータサイエンス的エンジニアになりたいのか?データサイエンス的コンサルタントになりたいのか?なんもわからん タイトルにもなっていて、記事中で提起されている「データ分析者の…
TensorFlow Probability (TFP)がリリースされてからしばらく経ちますが、最近になってこんなモジュールが公開されたと知りました。 Framework for Bayesian structural time series modelsと題されている通りで、ズバリTFPでベイズ構造時系列モデルを推定す…
(Image by Pixabay)気が付けば、日本における第一次データサイエンティストブームから6年、人工知能ブーム開始から3年が経ったようです。意外と言っては何ですが、これまでのところ人工知能ブームも、そしてそれにブーストされた形で起こった第二次データサ…
個人的には2年ぐらいで萎むだろうと思っていた日本の人工知能(AI)ブームも4年目に入りそうで、「AIエンジニア」の採用数もうなぎ上りならその待遇もどんどん高騰する一方です。その反面、ブームに乗って企業に採用されたは良いものの、まだまだ保守的な文化…
東京オフィスのsoftware engineer (SWE)部門のsite leadのRyoichiさんがTwitter上でこんなことを呼びかけたところ*1、GoogleのSWE採用に関して多くの同僚から色々な記事やコメントが集まったようです。(Good question!) 期待していたのは、面接でこの問題が…
(Google Trends)最近時系列分析あまりやってないので、{bsts}の使い方を思い出しがてらついでに与太記事を書いてみます。お題は「データサイエンティスト」「人工知能」「AI(トピックス)」のGoogleトレンドから見る今後のブーム動向です。今回は互いに相互…
先日こちらの書籍をご恵贈いただきました。ガウス過程と機械学習 (機械学習プロフェッショナルシリーズ)作者: 持橋大地,大羽成征出版社/メーカー: 講談社発売日: 2019/03/09メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見るガウス過程と機械学習…
これは初めてこのブログに来た方々向けのトップ固定記事です。最新記事の更新状況に応じて随時更新されます。 はじめに 公式のプロフィールはLinkedInに掲載しております。 このブログの内容は個人の意見・見解の表明であり、所属組織の意見・見解を代表しま…
(Image by Pixabay) 大変に面白い記事がしばらく前のHBRに出ていて話題になっていました。筆者は、あのAndrew Ng。機械学習(ML)そして人工知能(AI)の研究者・教育者(Courseraの共同創設者)としてあまりにも有名ですが、Google BrainやBaiduのAI groupやLan…