六本木で働くデータサイエンティストのブログ

元祖「銀座で働くデータサイエンティスト」です / 道玄坂→銀座→東京→六本木

ビジネス

データサイエンティストや機械学習エンジニアに求められる「素質」とは何か

(Image by Pixabay)某所で時々意見交換させていただいている@maskedanlさんが、面白い記事をnoteにupなさっていたので拝読しました。細かい内容は上記のリンク先から皆さんに直接お読みいただくとして、記事中で某所で僕が放言(笑)したことへのご質問をい…

日本の人工知能バブル、いよいよ弾けるか?

このブログでは定番のマーケットトレンド調査ですが、今回は若干雲行きの怪しさを感じさせる結果が得られたので取り急ぎシェアしておきます。ちなみに言うまでもなくこの調査は僕自身の個人的なものであり、この記事で述べられている見解はいかなり組織にも…

機械学習プロジェクトが失敗する9つの理由

(Image by Pixabay)勉強が進まないので、今回は与太記事でも書いてお茶を濁すことにします(笑)。ネタはこちらです。 Why your machine learning project will fail – THE DATA SCIENCE NINJA 9 Reasons why your machine learning project will fail 読ん…

データ人材は日本に何人必要なのか?(2018年Q2版)

(Image by Pixabay)最近になって以下のようなメディア記事やそれに類する報道が殊に増えているようです。 以前研究者だった身としてはこういう「これから日本には〇〇万人の△△人材が必要」みたいな物言いを聞くとポスドク1万人計画の悪夢を思い出してしまう…

「データを集める前にデータ分析責任者(データサイエンティスト)を雇うべき」理由とは

(Image by Pixabay)先日こんな記事が注目を集めていたのを見かけたのでした。 ここで大事なのは、データ集めは非常に大事なステップですが、最初の0.8歩に過ぎないということです。データ解析やAI技術導入の準備に時間をかけすぎていて、「やっとビッグデータ…

データサイエンティスト含むデータ分析職の仕事がつらい4つの理由:洋の東西を問わずつらみは同じらしい

(Image by Pixabay)某所でバズっていたこの記事ですが。 もう読んだ瞬間に「うわー、これ完全に洋の東西を問わずデータ分析業界だとどこでも見られる、業界つらみあるあるだなー」という感が湧いてきて、こみ上げてくる涙が押さえきれませんでした(嘘)。と…

データ分析は「強者の武器」、駆け出しのうちはデータが貯まるまでの間に他にやるべきことがある

(Image by Pixabay)こんな面白い記事が出回っているのを先日見かけたのですが。 この6年弱のデータ分析業界での個人的な経験や業界内で見聞してきた知見の範囲で言うと、そもそも「データ分析は『強者の武器』であって小さな組織が使っても強い武器にはなら…

個人的に5年間のデータ分析業界見聞録をまとめてみた

(Photo credit: https://pixabay.com/en/data-dataset-word-data-deluge-1188512/) 人工知能ブームで世間が喧しい昨今ですが、それに伴って往年に見かけたような内容のビッグデータ論やデータサイエンティスト論や機械学習システム論が再び出回るようになっ…

データ分析職に採用されるために必要な「実務経験」をいかにして積むべきか

(Photo credit: https://pixabay.com/en/team-businessmen-competence-2651909/) 元々書いていたネタが間に合わない*1っぽいので、ふと色々な記事を眺めていて思い出したネタで与太記事を書きます(笑)。と言ってもこれは実は色々なところで色々な人から相…

実務の現場においてモデリング(統計学的・機械学習的問わず)を行う上での注意点を挙げてみる

気が付いたら僕がデータ分析業界に身を置くようになってそろそろ5年近くになるんですね*1。この5年間の間に色々勉強したり業界内で見聞してきた経験をもとに、「実務の現場においてモデリングを行う上での注意点」についてだらだらと書いてみようと思います。…

興味がない時には沢山見かけるがいざ欲しい時に限って見つからない:日本のデータサイエンティスト&機械学習エンジニアブーム

我らが業界の雄*1、てつろーさんが新たなweb連載記事を始められたようです。このタイトルが、流石は業界経験の長いお方だけあって非常に鋭いところを突いているなと個人的には感じています。で、完全に奇遇ながら実は6月8日に旧知の友人の依頼でプレイベート…

「人工知能」ブームに乗り遅れた!という方々に捧げる人工知能(機械学習)まとめ記事

(Photo credit: A Health Blog via Visual Hunt / CC BY-SA) 「人工知能」ブームが本格化してまだほんの数ヶ月だと思うんですが、気がついたらTV含む大手メディアが皆こぞって毎日のように「人工知能」を取り上げ、あまつさえ政府や与党の諮問会議でまで「人…

「闇雲にPDCAサイクルを高速に回す」と場合によっては過学習して逆に怖いかもというお話

3年前にこんな話を書いたわけですが、皆さんご記憶でしょうか。 この当時は「平均への回帰」という言葉にその不毛さを託したわけですが、前回の記事に着想を得てもう少し今時っぽく論じることが出来るんじゃないかと思ったので、ちょっと書いてみようかと思…

クラウド機械学習の進歩で「プラモデルのように機械学習システムが作れる」時代が到来しつつある

こんなブログ・プレスリリースが出ていました。TensorFlowベースで実装されたクラウド機械学習アプリケーション、"Cloud Machine Learning"だそうです。以前から既に取り沙汰されていたCloud Vision APIに加えて、Cloud Speech APIさらにはCloud Translate A…

データ分析の「7つの進化のステップ」を今一度おさらいしてみる

2016年最初の記事ということで、もはや1月下旬に差し掛かりつつありますがこちらでは改めて、あけましておめでとうございます&本年もよろしくお願いいたします。 で、新年一発目のお題は。。。実は似たようなお題で過去にも記事を書いていますが(笑)、年…

まがい物のデータサイエンティストは滅びゆく:USのトップ5データサイエンティストたちが語る2016年の展望

(Photo via VisualHunt.com) 僕も会員になってるData Science Central*1に、こんな面白い論説が載っているのを見つけました。 Data science and statistical modeling will be further automated, with better black-box products Frontiers between data sc…

フルオートで何でもやってくれるデータ分析ツールが登場したら、データサイエンティストは本当に失業するのか

先日、とあるデータ分析フレームワーク*1の営業をうちのチームの人たちが受けたそうで、後で色々話を聞きました。 何でもそのプロダクトは名立たる国際データ分析コンペ*2上位入賞者という猛者たちが作った代物だそうで、宣伝文句やデモによれば「データの前…

海の向こうでも日本でも「データサイエンティスト」は雌伏の時

「データサイエンティストはつらいよ」、注目職種も求人が多くない理由 なかなか刺激的な翻訳記事が出ていたようで。ちなみに本家版の原典記事はこちら。 Data science jobs not as plentiful as all the hype indicates 大体こういう話をするとよく炎上する…

同じデータセットに対するアプローチの違いから見る「データ分析のステージ」

追記 (2015/02/21) いくつか抜けてるところがあったなぁと思ったので、後から追記や加筆修正してみました。最初のオリジナル版から少し内容が変わっているところがありますがご了承ください。 ちょっと前の記事でこんなネタをやってみたわけですが。 UCI機械…

レバテックタイムの12/24付対談記事で話し切れなかったこと

データサイエンティストが生き残るために必要なのは「本質を見抜く力」|小川卓氏x尾崎隆氏対談 レバテックタイムさんのお招きで、そして正確にはこちらの記事で田宮直人さん(id:naototamiya)から誘われまして(笑)、こんな対談を先日小川卓さん(id:ryuka0…

杜氏のいない蔵元が示した「データ分析さえすれば職人の技を職人抜きでも再現できる」という事実の凄み(追記あり)

先日、とあるコンサルの社長さんとお酒を飲みながらお話していて出てきた話題が「畢竟データ分析って何の役に立つんだろう?」というものだったんですが、そこで僕が思い出して紹介したのが「獺祭」で世界進出を成功させている旭酒造のエピソードだったので…

相変わらず海の向こうのData ScientistたちはPh.D.が多いらしい

お盆休みということで僕も今週はずっとお休みなのですが、こんな記事がWSJから出ていたと知りました。 ビッグデータ活用に向け需要増す「データサイエンティスト」 - WSJ 以前HBRのDavenport論説についてコメントしたかと思いますが、あれから2年経ってどう…

施策の「レイヤー」とその規模に合わせて、データ分析の方向性を決める

これまで色々なデータ分析案件を自ら持ち(持たされ)、また色々な他所の現場のデータ分析の実態を聞いてきたわけですが、意外と未だに統一された共通認識が形成されてないのかなぁと思うのが「施策レイヤー&規模とデータ分析の方向性とのベストマッチ」。…

2015新卒就活戦線におけるデータ分析者候補生争奪戦を眺めてみて

(※このエントリで述べている内容はあくまでも業界全体の状況を表す一般論であり、弊社をはじめどこか個別の企業を指したものではありません) 最近は技術系のネタばっかりなので、たまにはデータサイエンティスト(死語)にまつわる与太話でもしてみようか…

「ビッグデータ」「データサイエンティスト」後のデータ分析業界はどうなっていくのか

先日の合同企業説明会でご来場いただいた就活生の皆さんにこの話題をだいぶ話したので、続きの意も込めてちょっと書いてみようと思います。実はその時お話した内容について、後日データ分析者同士の飲み会を開いた時に色々議論になったもので(笑)、そのフ…

そもそもビジネスの現場ではどういう「レベル」の統計学を使うべきなのか

データサイエンティストブームが去りつつある一方で、データ分析ブームそのものはじわじわと広がり続けている感じのする昨今ですが。最近また、色々なところで「本当にビジネスやるのに統計学って必要なの?」みたいな話題を聞くことが増えてきたので、何と…

『ビッグデータの使い方・活かし方』はビジネスの現場におけるビッグデータの実像を知るのにベストの一冊

思いがけず、ALBERT様からこちらの本をご恵贈たまわりました*1。 ビッグデータの使い方・活かし方―マーケティングにおける活用事例作者: 朝野煕彦出版社/メーカー: 東京図書発売日: 2014/01メディア: 単行本この商品を含むブログを見る いわゆる「ビッグデー…

2013年の「データサイエンティスト」狂想曲と個人的なあれこれとを振り返る

早いもので、2013年も過ぎようとしているこの年末ですが。一応ブログのタイトルに「データサイエンティスト」と入っているので(笑)、せっかくなのでこの1年間のデータサイエンティストにまつわる狂想曲と、僕自身の今年のヒストリーとを簡単に振り返ってみ…

「前処理」のフォーマット共通化やOSS化はできないんだろうか

ビジネスの現場のデータ分析における理想と現実 from Takashi J Ozaki 先日Zansaの会でお話してきたんですが、その際にShannon Labの田中社長からこんなコメントをいただいたのでした。 「実際のデータ分析の現場ではデータの前処理にかかる技術的・金銭的コ…

アルゴリズム実装=定量的ソリューション、アドホック分析=定性的ソリューション

これは先日うちの教授氏と話していて出てきた話題なんですが、 データ分析とは「データドリブンなソリューション」を提供すること アルゴリズム実装=定量的ソリューション アドホック分析=定性的ソリューション だよね、という。これは結構一般的なコンセ…