2017-01-01から1年間の記事一覧
(Photo by Pixabay)これはただの年末ポエムです。何ひとつとして高度に技術的な話もなければ、ためになる話もありませんので予めご了承ください。時が流れるのは早いもので、僕がインダストリーにおけるデータ分析の仕事を手がけるようになってから5年目の今…
そう言えば、ちょっと前のデータ分析業界5年間振り返り記事で「人工知能ブームに引っ張られてデータサイエンティストブームも再燃しつつある」みたいなことを書いたわけですが、本当にそうなんだっけ?というところをこれまでに検証したことはなかったなぁと…
この記事は、遥か昔のこちらの記事の続きのようなものです。また何度も何度も恐縮ですが、今回の記事内容も付け焼き刃で書いているので色々間違っている可能性があります。お気付きの方は是非ご指摘くださいm(_ _)m各方面のエコノメトリシャンの方々と上記記…
今年も何冊か書籍をご恵贈いただいたんですが、忙しかったり他に書きたい記事があったりでそのタイミングで書評を書きそびれたものを、大変恐縮ですがこのタイミングでまとめて書かせていただこうかと思います。
前回の記事でようやくDeepっぽいところまで来たので、そのままさっさとDeepらしさの象徴でもあるCNN (Convolutional Neural Network)にいってしまおうと思います。ちなみに今回も大して参照していませんが、参考文献として深層学習青本を掲げておきます。深…
出張していたり足底筋膜炎にかかったりしているうちに、すっかり生TensorFlowの勉強が滞ってしまっていました。とりあえず先に進みます。いつも通りですが、特に意味はないものの教科書としてこちらを挙げておきます。深層学習 (機械学習プロフェッショナル…
単に仕事で出張してきただけでぶっちゃけ何か特別なことをしたわけではないので、とりあえず適当に写真ギャラリーを並べておきます。
(Photo credit: https://pixabay.com/en/data-dataset-word-data-deluge-1188512/) 人工知能ブームで世間が喧しい昨今ですが、それに伴って往年に見かけたような内容のビッグデータ論やデータサイエンティスト論や機械学習システム論が再び出回るようになっ…
何となくTFのお作法が分かってきたのでどんどん先に行きます。そう言えばただの備忘録なので何一つ出典とか参考文献とか書いてませんが、このシリーズでやっていることの理論的基礎は深層学習青本がほぼ全てカバーしています。深層学習 (機械学習プロフェッ…
前回はロジスティック回帰をやったんですが、そう言えば普通の線形回帰やってなかったのでやっておきます。線形回帰は漫然とOLSでやるなら普通に逆行列計算しておしまいなんですが、それだと面白くないのであえて勾配法でやるという間抜けなことをやろうと思…
よくよく考えてみたら、TensorFlowをバックエンドとしてKerasを回したりさらにR上で動かしたりしたことはあるものの、肝心のTensorFlowを生で書いたことって数えるくらいしかなかったのでした。これではいかんと思うので、今更ながらですがTensorFlowを生で…
こういうメタ分析系の記事を書く時というのは大抵ネタ切れの時なんですが(汗)、最近になってこの辺のポイントでつまずいて困っているビジネスデータ分析の現場の話を聞くことがまた増えてきたので自分向けの備忘録も兼ねて記事としてまとめておきます。 そ…
(Photo credit: https://pixabay.com/en/team-businessmen-competence-2651909/) 元々書いていたネタが間に合わない*1っぽいので、ふと色々な記事を眺めていて思い出したネタで与太記事を書きます(笑)。と言ってもこれは実は色々なところで色々な人から相…
A Neural Network PlaygroundというDeep Learningのパラメータを変えながらその挙動を見て学べる(楽しめる)サイトがTensorFlowプロジェクトからの提供であるんですが、そのサンプルデータセットの4番目に「渦巻きサンプル」(別名「スイスロール」)があり…
弊社のランチゲストにお招きしたことのある[twitter:@tmaehara]さんが、こんなことをツイートしておられました。imbalanced data に対する対処を勉強していたのだけど,[Wallace et al. ICDM'11] https://t.co/ltQ942lKPm … で「undersampling + bagging を…
これは実は既に元ネタのあるテーマです。 Cross-validation for time series | Rob J Hyndman 個人的にはトレンド・季節調整付き時系列データの回帰モデルをやる場合はほぼ例外なくベイジアンモデリングで回すんですが、一般にベイズ系のモデルは例えばWAIC…
7/2-8の日程で、6月の登壇仕事*1のお疲れ様会も兼ねてハワイ旅行に行ってきました。5泊7日の旅程のうち、3泊はオアフ島西海岸カポレイ地区のコオリナ・リゾート内にあるアウラニ・ディズニー・リゾート&スパに滞在し、残り2泊はワイキキに滞在するという日…
この記事は2年前の以下の記事のアップデートです。前回はとりあえずデータサイエンティストというかデータ分析職一般としてのスキル要件として、「みどりぼん程度の統計学の知識」「はじパタ程度の機械学習の知識」「RかPythonでコードが組める」「SQLが書け…
Python側でのTensorFlowの隆盛を他所に、R側では{tensorflow}も使いにくいし*1これはPythonistaに転生しなければならんのかなぁ。。。ということを思っていたら、出ました。あのKerasのRパッケージです。インストール手順は普通にhttps://rstudio.github.io/…
月日が経つのは早いもので、かつてボンクラ研究者だった僕が企業(そしてインダストリー*1)に移ってからちょうど今日で5年が経ちました。インダストリーに移ってからのこの5年間で様々なことを体験し、あるいは見聞し、あるいは決断したりしてきたわけです…
これは前回の記事の補足です。もう見たまんまで「そもそも1クラスSVMの決定境界を具体的に描画してみたらどうなるんだろう?」という興味を持ったので、漫然と2次元でやってみます。前回の記事同様、1クラスSVMの推定に用いるのは{e1071}パッケージのsvm関数…
(注:ただの備忘録ゆえ、ほぼ確実に後で追記が出る見込みです)今回はコロナ社井手本の第3章を取り上げます。入門 機械学習による異常検知―Rによる実践ガイド作者: 井手剛出版社/メーカー: コロナ社発売日: 2015/02/19メディア: 単行本この商品を含むブログ…
以下のメタアナリシス論文がしばらく前に話題になっていました。このようなメタアナリシスを紐解くことで検定力・効果量がどういうものかという理解も進むのではないかと思われますので、以前の機械学習系論文の輪読まとめと同様に全引用or全訳にならない程…
こちらの本をご恵贈いただきました。ビッグデータ分析・活用のためのSQLレシピ作者: 加嵜長門,田宮直人出版社/メーカー: マイナビ出版発売日: 2017/03/27メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る一般的なSQLの本というのはDB管理の一環としてのインフ…
機械学習コンペと言えばKaggleというのはもはや世の中の常識(一部誇張表現あり)になりつつありますが、「データ分析プロジェクトの8割が前処理」という現実を目の当たりにし続けている身としては「そんなRDBSにデータが入った先の綺麗なところで戦うのもあ…
(Photo credit: https://pixabay.com/en/books-door-entrance-italy-colors-1655783/)この記事は一昨年のこの書籍紹介記事のアップデート版です。相変わらず毎月のように新刊書が出続けるデータ分析業界ですが、良い本が増え続けてきたせいでついに初級者向…
Rパッケージ紹介ばかりが続いていて恐縮ですが。。。最近になってこんなものがFacebookからリリースされていたのを知りました。これはこれで使いやすそうだなと思ったんですが、実はGoogleからも同様のMCMCサンプリングベースの時系列分析向けCRANパッケージ…
今回は小ネタ。ボサーっとCRAN Task View: Machine Learningを眺めていたらこんなものを見つけました。これ、カラクリは簡単で単にR側にはデータのポインタしか渡さず、データの実体はストレージからオンライン(ストリーミング)で読み込むようにしていると…
この記事は4年前の以下の過去記事の続きです。大変遅まきながら*1、最近になって単変量時系列モデリングの手法としてARIMA / DLM以外にも幾つか方法があるのだということを知りました。一つは指数平滑法というかExponential Smoothing State Space Model (ET…
さて、気紛れから始まったこのシリーズですが。今回は第2章を取り上げます。入門 機械学習による異常検知―Rによる実践ガイド作者: 井手剛出版社/メーカー: コロナ社発売日: 2015/02/19メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る多変量かつ非正規デ…