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某所で時々意見交換させていただいている@maskedanlさんが、面白い記事をnoteにupなさっていたので拝読しました。細かい内容は上記のリンク先から皆さんに直接お読みいただくとして、記事中で某所で僕が放言(笑)したことへのご質問をいただいていたのでした。それは、データサイエンティストや機械学習エンジニアといったデータ分析人材に求められる「素質」について、です。
それは例えば統計学や機械学習はたまたプログラミングといった「スキル」や「素養」とも違う、言ってみれば性格的傾向とか仕事スタイルとかはたまた思想信条のような、もうちょっと属人的で曖昧なものだと思うのですが、個人的な経験からはその「素質」の有無がデータ分析職として育成した結果、ものになるかならないかを分けるように感じられています。
ということで、あくまでも個人的経験に基づく範囲でデータサイエンティストや機械学習エンジニアをゼロから育成する際に、事前に求められる「素質」とは何かという点について簡単に論じてみようと思います。はい、今回も与太記事です(笑)。業界事情ネタなので、情報源の秘匿も含めてデータは基本的には開示できませんというか、そもそも定量的データとしてまとまることのない性質のお話ですので、その点はご容赦を。なお、いつものdisclaimerで恐縮ですが、ここで論じられている内容はいかなる組織や機関のいかなる実例とも一切関係ありませんので、どうか悪しからずご了承ください。
- 「素質」は大別すると3種類ある
- データドリブンなメンタリティ
- データ分析を支える学術・技術への学習意欲
- 旺盛かつ根源的な知的好奇心
- 身も蓋もないまとめ