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ちょっと前にこんなことを書きました。
洋の東西を問わずどこの事業会社でもあるあるなのが、プロダクト部門には山ほど優秀なデータサイエンティストや機械学習エンジニアがいるのに、広告・マーケ部門にはDSやMLエンジニアはおろか普通のエンジニアもアナリストもいないので外部コンサルやベンダーに頼りきり、という現象。灯台下暗し
— TJO (@TJO_datasci) 2019年12月26日
これ、実は広告・マーケティング業界に限らずあらゆる分野業界のデータ分析事情について言えることなのですが、ここで言う「プロダクト部門」を「(その会社の)本業部門」と言い換えるとさらに普遍性の高い話であるように、僕の個人的な体験と見聞からは思われます。
ということで既に年末ポエムを書いてしまった後なのですが、今後データサイエンティスト(広義:よって機械学習エンジニアやデータアーキテクト*1などその他のデータ分析関連職種を含む)という職種の活躍範囲が広がっていくかどうかにも関わる論点の一つとして、この「データサイエンティストが『その会社の本業部門』にしかいない」問題について書いてみることにします。
なおいつもながらの但し書きですが、この記事は僕がデータ分析業界において個人的な見聞の範囲で書いたポエムに過ぎません。異論反論含めもっと広汎な経験をお持ちの方々からのフィードバックをいただけると有難いです。
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