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六本木で働くデータサイエンティストのブログ

元祖「銀座で働くデータサイエンティスト」です / 道玄坂→銀座→東京→六本木

データサイエンティストもしくは機械学習エンジニアを目指すならお薦めの初級者向け6冊&中級者向け15冊(2017年春版)

(Photo credit: https://pixabay.com/en/books-door-entrance-italy-colors-1655783/)この記事は一昨年のこの書籍紹介記事のアップデート版です。相変わらず毎月のように新刊書が出続けるデータ分析業界ですが、良い本が増え続けてきたせいでついに初級者向…

データサイエンティスト(本物)は決して幻の職業などではない

かつて拙著出版の際に大変お世話になった技術評論社(技評)さんから、『データサイエンティスト養成読本』改定2版のPRとして以下の記事がリリースされていました。この記事がもう何と言いますか、「読めばそのままデータサイエンティスト(本物)もしくはグ…

興味がない時には沢山見かけるがいざ欲しい時に限って見つからない:日本のデータサイエンティスト&機械学習エンジニアブーム

我らが業界の雄*1、てつろーさんが新たなweb連載記事を始められたようです。このタイトルが、流石は業界経験の長いお方だけあって非常に鋭いところを突いているなと個人的には感じています。で、完全に奇遇ながら実は6月8日に旧知の友人の依頼でプレイベート…

まがい物のデータサイエンティストは滅びゆく:USのトップ5データサイエンティストたちが語る2016年の展望

(Photo via VisualHunt.com) 僕も会員になってるData Science Central*1に、こんな面白い論説が載っているのを見つけました。 Data science and statistical modeling will be further automated, with better black-box products Frontiers between data sc…

データサイエンティストを目指すというかデータ分析を生業にするなら読んでおきたい初級者向け5冊&中級者向け12冊(2015年冬版)

(Photo via VisualHunt) 最近になってまた色々とデータサイエンティストを目指す人向けのお薦め書籍リストとか資料リストとかが出てきてるんですが、個人的には何かと思うところがあるので僕も適当にまとめておきます。偏りありまくり、完全に主観で決めたリ…

2015年J1最終節の全てのチームの得点を予測せよ:Data League 2015年大会講評の補遺

先日こちらの学生データ分析コンペの表彰式に、プレゼンター&解説者として登壇してまいりました。正直言って、データを提供して下さったData Stadium社の皆様からも「これほどまでの結果になるとは」という感嘆の声が上がるほどハイレベルな戦いぶりで、参…

【PR】「学生データサイエンティスト日本一決定戦Data League」2015年大会開催中です

去年も同じ趣旨の学生データサイエンティスト日本一決定戦のPR記事書きましたが、今年も懲りずに書きます。 去年は日本のプロ野球のデータセットを使いましたが、今年はJリーグのデータセットを使います。今年も3位までの入賞者には総額18万円の賞金が出ると…

海の向こうでも日本でも「データサイエンティスト」は雌伏の時

「データサイエンティストはつらいよ」、注目職種も求人が多くない理由 なかなか刺激的な翻訳記事が出ていたようで。ちなみに本家版の原典記事はこちら。 Data science jobs not as plentiful as all the hype indicates 大体こういう話をするとよく炎上する…

データサイエンティストというかデータ分析職に就くための最低限のスキル要件とは

「データサイエンティストというかデータ分析職に就くためのスキル要件」という話題が某所であったんですが、僕にとって馴染みのあるTokyoR界隈で実際に企業のデータ分析職で活躍している人たちのスキルを眺めてみるに、 みどりぼん程度の統計学の知識 はじ…

レバテックタイムの12/24付対談記事で話し切れなかったこと

データサイエンティストが生き残るために必要なのは「本質を見抜く力」|小川卓氏x尾崎隆氏対談 レバテックタイムさんのお招きで、そして正確にはこちらの記事で田宮直人さん(id:naototamiya)から誘われまして(笑)、こんな対談を先日小川卓さん(id:ryuka0…

2014年を振り返る:Stan, KDD, RでDeep Learning, 初の自著出版, そしてデータ分析業界のあれこれ

魂の限界まで前処理をし続けている間にもう年の瀬が来ちゃいました。。。ということで、昨年末同様に今年もざっくり振り返ってみようかと思います。 柔軟な統計モデリングを目指してStan導入しました BUGS/Stan - 銀座で働くData Scientistのブログ これは1…

【PR】「学生データサイエンティスト日本一決定戦 Data League」開催しております

ニューヨークから帰朝していきなり何ですが、弊グループのリクルートキャリアが提供するサービス「キャリフル」とデータスタジアム株式会社様共催のデータ分析コンペ、「学生データサイエンティスト日本一決定戦 Data League」が8月20日から開催されておりま…

相変わらず海の向こうのData ScientistたちはPh.D.が多いらしい

お盆休みということで僕も今週はずっとお休みなのですが、こんな記事がWSJから出ていたと知りました。 ビッグデータ活用に向け需要増す「データサイエンティスト」 - WSJ 以前HBRのDavenport論説についてコメントしたかと思いますが、あれから2年経ってどう…

ハッカーズチャンプルー2014に参加してきました

7/11(金)-13(日)にかけて、沖縄で開催されたハッカーズチャンプルー2014にゲストスピーカーとして参加してきました。弊社の公式エンジニアブログにも同様の内容で記事を書くことになっているので、こちらでは個人的なお話を。 Hackers Champloo これは沖…

2015新卒就活戦線におけるデータ分析者候補生争奪戦を眺めてみて

(※このエントリで述べている内容はあくまでも業界全体の状況を表す一般論であり、弊社をはじめどこか個別の企業を指したものではありません) 最近は技術系のネタばっかりなので、たまにはデータサイエンティスト(死語)にまつわる与太話でもしてみようか…

第7回DCC・第64回EIP合同研究発表会で招待講演してきました

昨日、下記の研究会から招待講演にお招きに与り、お話してきました。 第7回DCC・第64回EIP合同研究発表会-情報処理学会 「データサイエンティスト・ブーム」後の企業におけるデータ分析者像を探る from Takashi J Ozaki 内容はまぁ、完全に見た通りです(笑…

新年度にあたりデータサイエンティストが覚えておくべき常識

社会人が統計学や機械学習を学ぶなら「落下傘方式」で

今日何気なく呟いたツイートが、見ていたら結構RT&favされていた模様で。 社会人が統計学とか機械学習を独習するには、いわゆる「落下傘方式」が良いと思う。必要な時にその項目だけ学んで実践する。その繰り返しで学問体系のマス目が埋まっていけば良し。あ…

「データサイエンティスト」というか"Data Scientist"になりたかったら、英語が出来なきゃダメかも?

「また煽り記事書きやがって」と怒られそうな気しかしないんですが(笑)、最近とみに感じるようになってきていることなので備忘録的にちょっと書いてみます。あ、今回も僕の個人的経験と見聞に基づくポジショントークみたいなものなので、話半分でお願いし…

「ビッグデータ」「データサイエンティスト」後のデータ分析業界はどうなっていくのか

先日の合同企業説明会でご来場いただいた就活生の皆さんにこの話題をだいぶ話したので、続きの意も込めてちょっと書いてみようと思います。実はその時お話した内容について、後日データ分析者同士の飲み会を開いた時に色々議論になったもので(笑)、そのフ…

2013年の「データサイエンティスト」狂想曲と個人的なあれこれとを振り返る

早いもので、2013年も過ぎようとしているこの年末ですが。一応ブログのタイトルに「データサイエンティスト」と入っているので(笑)、せっかくなのでこの1年間のデータサイエンティストにまつわる狂想曲と、僕自身の今年のヒストリーとを簡単に振り返ってみ…

「データサイエンティスト」は2013年9月から「幻滅期」に突入した模様

これを見れば一目瞭然でしょう。 (Google トレンド - ウェブ検索の人気度: データサイエンティスト - すべての国, 2004年 - 現在) ものの見事に、ピークを描いていたカーブがガクンと2013年9月期に下がって、そのまま低い位置を保っています。

アルゴリズム実装=定量的ソリューション、アドホック分析=定性的ソリューション

これは先日うちの教授氏と話していて出てきた話題なんですが、 データ分析とは「データドリブンなソリューション」を提供すること アルゴリズム実装=定量的ソリューション アドホック分析=定性的ソリューション だよね、という。これは結構一般的なコンセ…

Thomas H. Davenportのデータサイエンティストに関するHarvard Business Reviewの記事を改めて読んでみる

今やデータサイエンティスト論の「古典」となりつつあるThomas H. DavenportのHarvard Business Review掲載記事ですが。 Data Scientist: The Sexiest Job of the 21st Century - Harvard Business Review 現在は有料記事になっているものの、実はHBR web版…

「日本型データサイエンティストの登場を契機に活用が進展」記事について二言三言

先日、Twitter上&FB上にこんな記事が出回っていたので読んでみました。 日本型データサイエンティスト、CDO、CAO:日本型データサイエンティストの登場を契機に活用が進展、野村総合研究所が予想 - ITmedia マーケティング データ分析をビジネスに活用する…

『データサイエンス超入門』は統計学&機械学習の入門書としてはお薦めできない→データ分析に特化したビジネス書としては良書

発売から間もなくその内容についてTwitter上で妙な伝聞やら伝言ゲームが飛び交っていたこの本。実は僕もその伝言ゲームに巻き込まれた*1もので、だったら現物を読んで書評してやろうじゃないかということで有楽町の三省堂で買ってきたのでした。それがこちら…

データサイエンティストはこうやってデータ分析の仕事をしている(自分の経験と見聞談をもとに)

誰かの参考になるかもしれないと思って、僕の前職時代の取り組み方や他の現場で僕とよく似たアドホック分析系の仕事をされている方から聞き取った内容をもとに、適当にまとめてみました。 ということで、これは正確には「アドホック分析系データサイエンティ…

データ分析の現場で頻出のセリフあるある10選

何だかふと思い付いたので、つらつら書いてみました。10個全てを口走ってしまったことのある人は要注意ということで(笑)。 「データサイエンティストなんてただのバズワード」 誰でも言って構わないセリフとして広く認められています。ただし、これを言っ…

データサイエンティストがビジネスに貢献するために心得ておくべき「4つの定石」

この三連休にはてブで盛り上がってたこちらの記事、なかなか面白く拝読しました。 「あいつ・・・なにやってるの?」データサイエンティストを殺す4つの環境 - dataminer.me データサイエンティストを殺すための4つの環境 データサイエンティストの評価者が…

キャリアの途中で「今からデータサイエンティストに転じたい」と思ったらどうするべき?

最近になって、前よりもさらに多くの方々から「データサイエンティストになりたいと思ってるんだけどどうしたらいいか」と相談されることが増えてきました。まぁ、これだけ新しいキャリアとして喧伝されていれば当然かと(笑)。 で、新卒ならどうしたら良い…

2013年秋版:データ分析初心者にお薦めする「基礎を本当にゼロから学ぶ」ためのテキスト5冊

前回の書籍リストは、基本的には「そこそこ統計学のことは知っていて」「機械学習とはどんなものかというイメージがあって」「Pythonの初歩ぐらいはできて」「本を見ながらで良ければRを使える」人たちを対象にしたものでした。 なのですが、世の中そんな最…

2013年秋版:データサイエンティストを目指すなら揃えておくべき10冊

5ヶ月前に書いた記事がだいぶ陳腐化してきた*1気がするので、それ以降出版された書籍や、他にも学術的知識を得るだけでなく「データサイエンティストとして働く上で必要なスキル」について書かれた書籍などを加えて、「2013年秋版」の10冊をチョイスしてみま…

データサイエンティストがこっそりこぼす8つの愚痴(海外記事紹介)

ちょっと前の記事なんですが、面白かったので紹介します。 Confessions of a Data Scientist データサイエンティストのConfession(告白)というよりただの暴露談義なんですが、もっと言ってしまうとこれって「データサイエンティストあるある」ですよね(笑…

データサイエンティストを目指す就活生の皆さんに役立つかもしれない記事まとめ

(※記事の内容的に随時アップデートが入る可能性があります) そろそろ新卒の就活戦線が始まる季節になってきましたねー*1。昨今は若い学生さんでもデータサイエンティストという職種に興味のある人も多いようで、僕も前職では何度かデータサイエンティスト志…

『データサイエンティスト完全ガイド』を読んでもデータサイエンティストのことは分からない

何かすっかりRと計量時系列分析の話と書評とデータサイエンティスト論以外何も書かないブログになりつつある昨今ですが(笑)、たまたま職場の図書コーナーに置いてあるのを見つけたので懲りずにまた書評を書いてみようと思います。このムック本です。 デー…

第15回Webマーケティングリレーセミナーでお話してきました

Catchball 21様主催の第15回Webマーケティング・リレーセミナーでお話してきました。既にslideshareにスライドをupしてあります。 最新業界事情から見るデータサイエンティストの「実像」 from Takashi J Ozaki 内容としては5月の講演会の時と大体同じですが…

ポジショントークかもしれないし、ちゃんとしたデータもないけど、「今後数年間のデータサイエンティストの雇用情勢」を根拠なく書いてみる

先日の記事で散々「世の中のデータサイエンティスト論はことごとくポジショントークだ!」と煽っておいて何ですが。。。(笑) 色々なメディアを見ていて、あまり現実のデータサイエンティスト人材の雇用情勢って語られないものだなぁと思ったので、ひとまず…

Googleトレンドに見る「データ分析関連キーワード」の栄枯盛衰

最近Googleトレンドを用いて"Statisticians died, as data scientists rise"みたいなひどいことを言っている記事をAnalytic Bridgeで見かけたので、同じようなことを日本語でもやってみようと思ったのでした。 The death of the statistician これに倣っても…

さらば「ポジショントークとしてのデータサイエンティスト論」

我らがVapnikマン氏(@sla)が「データサイエンティストの○○」シリーズ完結編をslideshareにupされてました。 さらば!データサイエンティスト Vapnikマン氏の筆致もあっていつも通り大変面白く読ませていただいたんですが、このスライドへの反響を見ていて「…

『データサイエンティスト養成読本』はゼロからデータサイエンティストを目指す人なら絶対に読むべき一冊

執筆陣12人中8人が直接の知人友人というこの新刊書でございますが。 データサイエンティスト養成読本 [ビッグデータ時代のビジネスを支えるデータ分析力が身につく! ] (Software Design plus)作者: 佐藤洋行,原田博植,下田倫大,大成弘子,奥野晃裕,中川帝人,…

データサイエンティストは精鋭の6000人しか要らないかもしれない

ちょっと前の話ですが、Vapnikマン氏*1(@sla)の超絶素晴らしいインタビュー記事が出てました。 データサイエンティストが要らなくなる日が来るかもしれない しかも、あの「ネガティブにデータサイエンティストな日記」のid:dscaさんが、Vapnikマン氏のインタ…

「アカデミアの博士がデータサイエンティストに生まれ変わって企業に転身するための5つの秘訣」(海外記事紹介)

こんな大変面白い記事が紹介されているのを見かけました。 From PhD to Data Scientist:5 tips for Making the Transition そもそもこのサイト自体が「6週間でポスドクをデータサイエンティストに生まれ変わらせる」*1プログラムの公式サイトのようです。日…

データサイエンティストは「アルゴリズム実装系」と「アドホック分析系」とに分けた方が良いかも

最近色々なデータ分析の現場の方々と意見交換したり一緒に飲んだりするようになり、ますます現場ごとの仕事のやり方の違いや雰囲気の違い、はたまた価値観の違いといったことについてそこそこ深く知るようになってきました。 おかげさまで、今の僕の立ち位置…

データサイエンティストの要件は「資格」ではなく「人材(像)」本位であるべき

ちょっとした話題になってたこの記事、実は結構前の公開だったと気付いて焦ってます(汗)。 データサイエンティストの資格が必要ない理由2つ (改) 密かに愛読しているid:dscaさんのブログの最新記事が、ものすごーーーーーく示唆に富んでいて非常に面白か…

社団法人データサイエンティスト協会、ついに発足

昨年来僕も準備会に名前を加えていただいていたデータサイエンティスト協会ですが、本日ついに発足したとのこと。 一般社団法人データサイエンティスト協会発足について - 一般社団法人データサイエンティスト協会 ビッグデータ分析 人材育成へ - NHK News W…

ネタとして秀逸どころか実際に大いに使える『データサイエンティスト レベル表』(記事紹介)

はてなIDコールから突然Twitterにリプが飛んできたので、何かと思ったら以下の@shakezo_さんの記事で言及されていたのでした。 データサイエンティスト レベル表 - shakezoの日記 これがですねぇ、もうこれ以上ないくらい大変面白かった!ので是非とも紹介さ…

「データサイエンティスト」「ビッグデータ」狂想曲の裏で何が進んでいるのか

ついに「データサイエンティスト」「ビッグデータ」の語が、お茶の間にやってくる日が来たようです。 数字のカラクリ・データの真実 ~統計学ブームのヒミツ~ - NHKクローズアップ現代 ノイズとシグナルの狭間で - スタッフの部屋 ワールドビジネスサテライ…

データを「科学」しないならデータ「サイエンティスト」でなくても良いのでは?

「データ分析に対する3つの勘違い」も紹介。「大量のデータや高度な統計分析に価値を置く」「分析力だけでビジネスを変えようとする」「KKD(勘と経験と度胸)を軽視する」ことに対しては、警鐘を鳴らした。そうではなく、データ分析に携わる人は「ビジネス…

データサイエンティストを「口説ける」か?

私は、数学や計量経済学をやってきたような地頭のいい人材に、是非我々のマーケティングコミュニケーションの世界に入ってきて欲しいと思っている。こうしたことが出来る頭脳は、従来の広告屋を鍛えてどうにかなるレベルではなく、「データ取扱い者免許」み…

「データサイエンティスト」と一括りにせず、Quantitative Analyst / Engineer / Researcherの3カテゴリに分けよう

この話題もだいぶ長引いてきましたが、そろそろこの辺で「決定版」ということにしたいと思います。 実はTwitterでも色々議論した話なんですが、やはり「データサイエンティスト」(Data Scientist)という語は曖昧過ぎて、色々混乱は生むし、あまつさえバズワ…