六本木で働くデータサイエンティストのブログ

元祖「銀座で働くデータサイエンティスト」です / 道玄坂→銀座→東京→六本木

社内政治が上手くなりたいAIエンジニアのための本を書きました

個人的には2年ぐらいで萎むだろうと思っていた日本の人工知能(AI)ブームも4年目に入りそうで、「AIエンジニア」の採用数もうなぎ上りならその待遇もどんどん高騰する一方です。その反面、ブームに乗って企業に採用されたは良いものの、まだまだ保守的な文化の企業組織にうまく適応できず悩んでいるAIエンジニアも多いようにかなり以前から聞きます。

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そこで、そういう悩めるAIエンジニアが日本の企業組織の中で生き抜いていけるような「社内政治術」についての本があったら良いなということで、実際に書きました。題して『AIエンジニアのための社内政治術』です。発売日は調整中ですが、そろそろ各種書籍販売サービスで予約可能になるかと思います。以下に本書の目次を載せておきます。

目次

  • 第1章 なぜAIエンジニアの提案は通らないのか
  • 第2章 まずは会社にとけ込もう
  • 第3章 社内政治に強い「相棒」を探せ
  • 第4章 AIを「布教」しよう
  • 第5章 役員会を攻略せよ
  • 第6章 最後の手段「転職するべきでは」
  • 付録 AIエンジニアのための社内会話術

企業勤めのAIエンジニア・データサイエンティストあるあると、それぞれへの対処法についてまとめてあります。第1章ではAIエンジニアたちが置かれやすい立場のまとめについて触れ、第2章では会社にとけ込むために宴会芸を覚えたり社員旅行やイベント付き飲み会を企画したり社内大食いコンテストに自ら部門を代表して出場するなどのノウハウを列挙しています。第5章では全ての段取りが整った後にいよいよ役員会に突撃する際の実践的なアクションリストをまとめてみました。けれども万策尽きるということも多々ありますので、そういうケースに備えて第6章では(再)転職のノウハウについて触れてあります。


なお「AIエンジニアを雇ってみたが彼らが何を言っているか全く理解できない」という巷の声を多く聞きますので、逆側から見た対策として「AIエンジニアのための社内会話術」という付録をつけておきました。いきなり「勾配法が」とか言ってしまわずに「人工知能と言いますか機械学習というのは与えられたデータとモデルの予測値との間の誤差をできるだけ小さくすることでモデルの予測精度を上げるという仕組みなのですが、これは重回帰分析などでも使われる最小二乗法という誤差を徐々に小さくしていくアルゴリズムの一種で」と補足説明を長めにつけるなど、ビジネス側の人たちと円滑なコミュニケーションを進めるためのtipsをリストにしてあります。ご笑覧いただければ幸いですm(_ _)m


(※エイプリルフールネタです)